歴史の荒波とベルリンの喧騒に生まれた「国民の夢」――1938年式「KdF-Wagen(KdFワーゲン)」の日常
2100万台以上が生産され、世界中で「ビートル(カブトムシ)」として親しまれた名車「フォルクスワーゲン・タイプ1」。その真の始祖である1938年式のプロトタイプ「KdF-Wagen(KdFワーゲン)」が、もし第二次世界大戦前夜のベルリンの日常に溶け込んでいたら――。天才技術者フェルディナント・ポルシェ博士の執念と、巨大な国家の思惑が交錯した「奇跡のモータリゼーション」の原点を、当時の歴史的な都市景観とともに紐解きます。